2011年9月27日火曜日

結局はしょれない鉛筆ワーク

今日はレッスン日。 みなさんとても頑張りました。
私がその昔、ベーシックなど習っていたときはきっとみなさんよりあきらめが早かった(?!)というか、まあとりあえず焼いてここは次に進んで。。。と思っていたようなところを、今の生徒さんはとても丁寧に仕上げられていて、私も見習わなくては、と思ってしまいます。(^_^;)

ところで、今日のレッスンをしながらつくづく思ったことは鉛筆ワークについて、地味なその役割の再認識。 一般的な絵付け教室では図柄をほとんどトレーシングすることに頼っているので、それほど鉛筆の出番がないのですが、スカンティップスのやり方ではとても大切。。。 勿論作業としては色を入れることも大事ですが、その前の鉛筆の役割と言ったら。。。
pencils/stabilo for the use of designing on plates

ベーシックの最初では、ちょこちょこ筆を動かすのではなく、どっしり筆を構えて長いストロークを安定的にできるようにする訓練として鉛筆を動かす練習から。 それが最初の鉛筆くんとの出会い。。。
first step with stabilo - to learn steady movement of a hand holding brush, etc.

 。。。ということをまず習うのですが、サクソンでブーケを組み立てるときにも、実際にお皿を手にしながらどういう構成にするか考えるときに鉛筆くんが活躍。
お皿の形や大きさが違うものでも、鉛筆でアタリをとって構成をしっかりとれれば、臨機応変に対応できます。 トレースのように大きさに制約されることもなく。。。 だから本当にこのやり方鍛錬する価値があるのです。。。

鉛筆でアタリをとるのを適当にやってしまうと、実際に色をのせてうまくいっても結局全体の構成としてしっくりいかず、という後悔が残ってしまうこともあるので、特にサクソンは鉛筆ワークで多少時間がかかっても熟考してがんばる必要があります。 何を隠そう私もその手の失敗をよくやりました。(^_^;) あーあ、ここまで描いちゃって、でもやっぱり最初からやり直したほうが!。。。というパターン。

絵付けもさることながら、ブーケの構成を練ることはとても難しいです。 しかも奥が深い。 来年は本部でサクソンの展示会もあるそうなので、これからまたトレーニングの連続かな。。。(^_^.)





0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。