2012年10月31日水曜日

ベーシックのお皿と応用

今日もレッスン日、新しい生徒さんもいらしてリフレッシュモード。

ウチにいらっしゃる生徒さん、みんなとてもレベルが高く、いつも嬉しい驚きと刺激とをいただきます。
初めて水溶性のお筆を持たれて、初めてのグラデーションも半日のレッスンのうちに出せた生徒さん、初めての小花の仕上げでとても完成度の高いつりがね草を仕上げられた生徒さん。
私がベーシックの時はこんなふうに全然できなかったのになあ、と、振り返って思い出します。

student's painted plate for 2nd firing
こちらはつりがね草を描かれた生徒さんの2回目絵付けの清書ができたところ。
暗くなってきた時に携帯で撮ったのでちょっとぼんやりしていますが、実物はこの写真よりさらに素晴らしいです! ころっとしたお花のかわいい感じがよく出ています。

ところで、
ベーシックのお花を使ってどんなお皿が描けるか、色々試していますが、こちらは今朝焼きあがったお皿です。
sample design for "daisy" (3 layers of different color)


ベーシックで習う小花の2種類目、デージーだけがモチーフ。 オーソドックスな色(ローズピンク、パープル)のデージーをメインに、脇役に白いデージー、その向こうに青っぽいデージー。 葉っぱのないデージーもいます。
7月に行われた本部展示会の革新テーマで、私はイチョウを散らしたプレートを出展したのですが、そのイメージと共通する描きかたです。 

先日菩提樹を同じお皿に描いたのですが、その時の師匠のアドバイスでも、『モチーフをぐるっと普通に一様に描くのは面白みがない』、とおっしゃったことも念頭にあり。。。

デージーは地味な題材ですが、広がりがある題材でもあります。 他にもいろいろ遊び心で楽しめそうです。 次またどんなデザインができるかしら!!!



2012年10月28日日曜日

2012八ヶ岳ロードレース

今年も八ヶ岳ロードレースが開催されました。

清里の清泉寮でレースのエントリーをしてから、上のほうまで徒歩10分ほど歩いてスタート地点へ。(私はそれだけでも結構ヘトヘトに?。。。(^_^;))
Yatsugatake Road Race 2012 (walking to the starting point)

スタート地点には各部門ごとにごった返し。 距離の多い部門から順にスタートです。
waiting for the start
 
こちらは10キロレースのスタート。(この前にハーフマラソンがスタートしました)
start of 10 km race

こちらは5キロレースのスタート直後。 先頭のほうは猛ダッシュ。
start of 5 km race

そしてこちらは親子レース(3キロ)のスタート直前の緊張の時。
start of parent-child race

親子レースはゴール時に手をつないでなくてはいけないそうです。 ゴール近くなってくると親子のドラマが。。。 今回も泣きさけぶお子さんを励ましながら走るペアをたくさんみました。
そしてその中をすり抜けていく5キロのランナーも。 だんだん入り混じってきていました。
near the Goal...

距離によってそれぞれ折り返し地点が違うのですがゴールは同じ場所です。
Goal in front of Seisen-ryo
 

終了後、部門ごとに表彰式がありました。(各部門1位から10位まで)
awards ceremony (1st - 10th prize in each section)
今日はお天気が悪いと聞いていたので覚悟はしていましたが、雨は降ったりやんだり、それも小雨だったので思ったほどではなく。 それよりも寒さのほうがつらく思われる1日でした。 
そしてこの大会の場合、特に赤い橋あたりの秋の絶景を楽しみにしている人がたくさんいらっしゃるので、今年はモヤで見れなかったのも残念。 来年はよいお天気ですように。。。!!!
 
そうそう、いただきましたよ~。 参加賞の地元野菜。 白菜は大きすぎて冷蔵庫に入りませんでした。。。!!!


2012年10月27日土曜日

紅葉。

1に紅葉、2に紅葉。。。 
徒歩20秒のところにある何気ない静かな絶景スポットです。
beautiful autumn leaves & trees

道路沿いもこんな景色ばかり。 わき見運転注意!
just like that, along the street...

 
こちらは八ヶ岳倶楽部にて撮影。 もうすぐ葉もなくなってしまいます。
@Yatsugatake club
 
 
 
 
 
説明不要な秋の美でした。
 


2012年10月26日金曜日

秋の牧場

久しぶりの牧場です。
今日はまさに”さわやかな秋晴れ”。 ロードレースのある日曜はお天気が悪いらしく残念ですが、今のうちに楽しい山の秋を満喫。
@Yatsugatake Western Ranch
秋の常連くん、赤とんぼもたくさん飛んでいました。 飛んでいるところを撮ろうとするとすぐいなくなってしまうので、そーっと止まっているところを撮影。。。(^_^;) 最近かなり減っているとテレビで聞きましたが、普通に(?)たくさん目撃。
red dragonfly

そして今日は子供たちの友達が牧場初体験。 
 girls taking horse-riding lesson

乗馬するだけではなく、馬糞の片づけをしたり厩舎のお掃除や大量のバケツの水の用意、やぎやひつじ、うさぎのエサやり、など、かなり盛りだくさんにがんばりました。  ハイスクールになて大変になってきた勉強やコンピュータ漬けの生活からいきなりなので、どうかな、と心配していましたが、今日一日ものすごく楽しかったと全員で満面の笑み。 温泉も入ってお鍋も食べて、今日はきっと爆睡でしょう。 お疲れ様でした~。 明日も楽しんでね! 筋肉痛、大丈夫かな。。。(^_^;)!

2012年10月25日木曜日

アトリエボード完成!!

今日やっとアトリエ・レミントンにあるホワイトボード、いえ、透明ボード?、の掲示板が当初予定のとおり完成しました。 今までの倍のサイズに。
Finally, large board is completed for Atelier Remington
レッスンの予約や事務的なやりとりの書き込みのほかに、本部で行われているレッスンや最新情報、師匠ブログから抜粋した写真や記事など、インスピレーションのヒントになるものを貼り出してゆくつもりのボードです。
私が本部から習って来ることもどんどん支部生徒さんに刺激として還元できるようにできれば、と思っています。
狭いアトリエではありますが、イマジネーションのスペースはたっぷりできますように。。。!!!

2012年10月22日月曜日

展示会のお知らせ2件

絵付けのお友達の展示会のお知らせです。
日程が近づいているほうからご紹介します。

 
 
平松淳子さん、花島悦子さんの二人展です。
会期 2012年10月26日(金)~28日(日) 11時から18時まで(最終日は16時まで)
会場 ギャラリー・ラパン (東京都渋谷区神宮前5-44-2 Tel:03-5469-2570)


私は花島さんのほうとご縁があるのですが、花島さんは繊細なモダンテクニックも素晴らしく、和にも洋にもつながるような絵心をお持ちの方です。 実は今回子供たちの八ヶ岳ロードレースのスケジュールと重なってしまい、私は直接拝見できないのでとてもとても残念。。。(/_;)

*****

もう一つは絵付けとカリグラフィーのコラボの展示会です。
前の展示会にも伺いましたが、カリグラフィーと絵付けの楽しいところ、遊び心も一緒に、でもかつ繊細に、上品に表現したものが並んでいました。 前回はクリスマスのイメージがありましたが、今回はどうでしょうか。 とても楽しみです!!

The Fifth Party(カリグラフィートポーセリンアートの作品展)
会期 2012年11月6日~11日 11時から19時まで(最終日は17時まで)
会場 Salon de G (東京都中央区銀座6-4-6 646ビル9階 Tel:03-3571-5837)


みなさん、ご興味ありましたら是非是非お運びください!

2012年10月21日日曜日

菩提樹のお皿

初夏の師匠の展示会(石井逸郎の世界展)で展示されていた菩提樹のシリーズ、とても素晴らしいので描きたくて本部研究科のレッスンやセミプライベートのレッスンを何度か取っていました。 夏のバージョン、秋のバージョン、それぞれ違った雰囲気があり、描き始めると結構はまります。(^.^)

本部の研究科では今、秋のバージョン。 最近導入されたクロムイエローの使い方がまだ慣れていないこともあり、結構四苦八苦しながら進めています。

先日の研究科では秋のバージョンの2回目を絵付けする前に、余白部分にさらにモチーフを追加する、という1ステップアップのお勉強もありました。
追加部分には筆で繊細な線描きを、と、テクニック的にもなかなか高度ですが、一番のポイントはどこにどう追加するか、の裁量。 こればかりは感性の問題(?!)が大きいので一筋縄ではいかないのでした。。。(^_^;)

その余白談義、じゃないですが、ちょうど夏のバージョンのお皿の1つの仕上げのアドバイスで『こういうのはどうか?』と言われて、師匠に手を加えていだただいたお皿がこれです。
Linden tree
レッスンランチの時、ちょうど師匠が目の前にあった大きな日本画をご覧になってひらめかれたこと(余白をどう生かすか)が筆を通して降りてきたかのごとく。。。! とても素敵なのでアトリエレミントンだけでの公開では悪いような気がして、ブログ公開しました!

ちなみにこのお皿、1回目を描いたときは普通にぐるっと同じようなトーンでひとまわりする予定だったのですが、それでは面白くないのでは、という師匠のアドバイスで2回目からフォーカスのあるところ、そうでないところの差をつけるようにしました。 そういう仕上げとわかっていれば1回目からもっとトーンを変えるとさらに効果が出たと思います。

2012年10月13日土曜日

クロスカントリー

ウチの子供たちが通っている学校の部活は1年で3期に分かれています。 日本では考えられませんが、インターナショナルスクール、アメリカでもそういうパターンがよくあるようです。 何種類かの部活をトライしてみたい子供たちはラッキーですが、上達していいところまで来ると別の種目、終わった種目はまた翌年、なので、恒常的によい成績を残すのには苦労しているようです。
親としても子供の成長にともなって専用スポーツ靴などを買い換えるのにはいつも苦労。

部活にはいろんな種類がありますが、娘たちが今入っているのはクロスカントリー。(スキーの、ではなく、勾配やデコボコのある道をひたすら走るマラソンのような競技です)
今日はシーズンファイナルの試合でした。 米軍基地の中で行われる試合で、森の中の砂利道を走り抜けます。 これで今期のこの種目のインターナショナルスクール内の順位が決まるので、それはそれはみんな必死でした。
Cross Country Kanto Finals (of international schools) @Tama Hills
走り終えた後に倒れこむ子、涙いっぱいの子、笑顔の子、みんなそれぞれのストーリをもって終了。 
そしてその後、今期も毎日の朝練、故障、怪我にもかかわらずがんばってきた子供たちに、親たちがねぎらいのバーベキューを用意して、疲れを癒す楽しいひと時を、そして学校内の表彰などして終わりました。
end of season picnic with parents
私が高校生の時は全然ちがったな、と、少々うらやましくも思いました(^.^)。
それぞれ満喫して、また次のシーズンの始まりです!

2012年10月10日水曜日

モンブラン♪

今月のお菓子教室に行ってきました。
秋の味といえばモンブランです。
モンブランをまさか自分で作るとは想像もしていませんでしたが、初挑戦。

香ばしいノワゼットのビスキュイ土台にこだわりチョコのクーベルチュールを塗るので、冷やしたときのチョコのパリパリ感が、その上の2種のクリームを引き立ててくれます。
Today's "Agreable" lesson
出来上がり、持ち帰る箱はこんな感じ。 先生があらかじめ用意してくださった葉っぱの形のチョコもかわいく演出。 
"Mont Blanc"

もう一品はアーモンドのチュイル。 瓦という意味だそうで、言葉のとおり焼き上がりにカールさせるもののようですが、持って帰りやすいように今回は平面仕上げ。

"tuile"
かわいくラッピングして持ち帰らせていただけるので、家に帰って家族に見せるのも楽しみ。
今日もおいしく楽しいレッスン、ありがとうございました!

2012年10月8日月曜日

ベニシアさんの展示会

京都大原の古民家に住んでいて、自然と調和するようなライフスタイルをもっていらっしゃることで有名なベニシアさんの展示会、『ベニシアと仲間たち展』が今日まで玉川高島屋アレーナホールで行われていたので行ってきました。 (高島屋ウェブ会員だと入場無料なのです(^.^))
"Venetia & her friends exhibition" in Futako-tamagawa
ご存じの方も多いと思いますが、ベニシアさんはイギリス人でハーブの使い方のエキスパート。お庭で育てているハーブをご自分でひと手間加えて生活に取りこんでいます。 その様子の写真、ビデオ、植物や愛用ツール、書かれたエッセイなどの展示がありました。

愛用のツールなどを見ていると亡くなった義母(イギリス人)のことを思い出したり、ご自身のエピソードなどを読むと何かと懐かしい共通点があります。 いつかお会いしていろんなお話ができればと想像を膨らませていますが。。。! 共通の友人もいるので、いつかかなうかもしれません。

今回の展示でとても印象に残ったのは、パネルにあった彼女の言葉。
"Nothing in this world happens by chance." (この世で偶然起こることはない。)

"When one door closes, another opens." (一つのドアが閉まると別のドアが開く。)

展示は撮影禁止だったので記憶が頼りで正確な表現でないかもしれませんが、とにかくこの二つの言葉に感動。 上のほうの言葉は自分も折りにふれて感じることで、まさに共感。 
下の言葉は、何かに行き詰ったとき、自分が見えてない先の世界があるということを後から感じることが往々にしてあるということで、これも素晴らしい奥深い言葉。。。


何だか心が温かくなる展示でした。
 
pretty memo pad, a little souvenir from the exhibition



2012年10月6日土曜日

秋の学園祭

また早くも今年の学園祭(Festival of Nations)の到来!!
ウチはイギリスブースのためにスコーン作り320個、ソーセージロール90個、今年もがんばって前準備しました。(スコーンは他のママたちとの共同作業!)

朝は肌寒いかもと心配していましたが、とんでもない、ものすごい日差しの1日。 PIMMS(イギリス流のサングリアのような冷たいカクテル)やBASSビールもたくさん売れました。
School festival again! (U.K. Booth)

wonderful weather, lots of people!

今年はフランス、スペイン、イタリアのブースがない、ということで(ブースを立てる父兄がいない)全体的に縮小モードかな、と思いきや、かなりの人手で、イギリスブースの売り上げも例年を上回っているのでは、という感じでした。(まだ集計していませんが)

イギリスブースでは上で述べたアルコールやスコーン、ソーセージロールのほかにfish & chips(もちろん塩とモルトビネガーをかけて召し上がっていただく!)やcottage pie(挽肉とマッシュポテトのパイ)、やチキンパイなども売っていました。

お向かいのブースでなかなかの評判だったのはブラジルブースの「カイピリーニャ」というカクテル。 ライムがたくさん入っていて甘味とすっきり爽快感がたまらないドリンク。 かなりアルコール度数が高そうなので要注意でしたが。 今日のイチオシでした。 是非Wikipediaで検索してみてください!

そして、立ちっぱなしで痛くなった足を引きずりながら歩いて帰宅。
でも買ってきたお土産で元気になりました!
harvest of the day :D
上から順にチョコスコーン(アイルランド)、チキンパイ(イギリス)、Cottage pie(イギリス)、レモンケーキ(イギリス)、Tea Black Cake(アイルランド)、焼売(中国)。
Tea Black Cakeとは、レーズンを一晩紅茶に浸したものを入れて作るしっとりとしたケーキだそうです。 レモンケーキはイギリスブースでいつも上手に作ってくれるNちゃんのケーキ。(彼女の作るケーキは即買いです!)


 

2012年10月4日木曜日

魚のお皿

私がまだベーシック生徒だった頃、本部で行われた展示会では『船上のパーティー』という題目のテーブルがあり、そこへアップアップしながら作品を仕上げた思い出があります。
その時に、お魚のお皿を描いてがんばって繊細な金彩を施して出したのですが、その作品は未熟ながらも今でも懐かしく愛おしく思えるものです。

アトリエ・レミントンで生徒さんがお魚を描いているのを見て思い出し、今バージョンを作りました。
ちょっと遊び心で中に海の中の様子を入れました。(ちょっと写真だと見づらいですが。。。)

fish plate

with some ambience from the bottom of the sea!
 
shells with raised paste
 
海の中の岩、ヒトデ(水族館で一番面白かったので再現!)、サンゴや海藻、金彩でアブクなどを描いています。 お皿のコーナはシェルを盛りで。(復刻版!) 見えるかしら。。。?

前菜の白身魚のカルパッチョなどに楽しいお皿。 あらら、もうお腹が。。。(^_^;)




2012年10月3日水曜日

羽根のお皿

今週はレッスン週なので、ここ数日の不安定な陽気をよそに絵付け三昧?!
ちょうど羽根を練習している方がいらっしゃるのでサンプルついでに羽根のお皿を描いてみました。
feather plate (basic Saxon flower level)
カラフルバージョン。

そして、シックなバージョンはこちら。
feather plate - by limited color
最近いわゆる『マイ・ブーム』(古いっ!)の金彩リム付きプレートです。
今いろんなものをこのお皿に描いています。 何でもかんでも描きたくなっているモード。
一周りするのは意外とエネルギー使いますが、練習にもなるのでベーシックの方にもオススメです。 色んなデザインで小花を描いてもよいですし、蝶々でも。
サクソンブーケを周して描いても、線描きのフローラでも、アイデアは尽きないです!