2011年9月30日金曜日

やっと明日~!

学園祭はやっと明日! 雨だ雨だと言われていた天気予報も雨ではなくなったらしく、みんな胸をなでおろしていました。
何せこれが終わらないとどうも落ち着いて絵付けするモードになれず、腹を決めて絵付けのほうは日曜日からまた再開しようと決意。。。 明日はとてもエネルギーが残っていないだろうし。。。

明日売るスコーンのうち、チョコ入りを作っていました。
lots of scones were made for the preparation for tomorrow's school festival
毎年多量に作るので、もう粉の量など材料の量を頭で覚えているのですが、おかしいのが1ロット作るのに薄力粉と強力粉をそれぞれ225gずつ配合、これを覚えるのは日経225と思うと簡単。
昔は職業病の名残かな、とも思いましたが、今になっては名残ということさえ懐かしい、、、ような遥か昔の物語。 なんか自分でも切ないですけど。

あ、ちなみに、この作り慣れたスコーン、八ヶ岳で作ると東京で作るよりかなり膨れてびっくりしました。 もしかして標高が高いので気圧の関係でそうなるのでしょうか。。。

2011年9月29日木曜日

いちょうの木

東京の家の近くに静嘉堂文庫という三菱財閥の所有した遺品や書物を所蔵している美術館と緑地があります。 犬の散歩をするのには、夏は特に熱いアスファルトの上を散歩するより木陰になるところが多いので、よく犬と一緒に出掛けたりします。
entrance of Seikado Bunko - Iwasaki families property been displayed
Building at the end looks like European house...

今日も久しぶりに散歩したのですが、何かを拾っている人を発見。 特に怪しそうな人でもなく。。。
あ、そうそう、そろそろ銀杏の季節なんだなあ、とふと気づきましたが。
huge ginko tree in Seikado Bunko
Can you see the ginko nuts??

まだイチョウの葉っぱはほぼ緑。 聞こえる音はツクツクボウシの声。 まだ夏の名残が感じられます。 そのうちに葉っぱもだんだん黄色くなってきますが、その変わり目がとてもきれいです。


去年、黄色くなりかけた頃、イチョウの木に夕日が当たってキラキラと輝いていたのを見たときに、あー、素敵だなあ、とうっとりしたのでした。 その頃お箸置きにもイチョウを描いてみたのがこれ。


chopstick rest with ginko leaves

お皿にも描こうと思いつつ、去年は描きそびれてしまいました。今年は是非描いてみようと思います。

2011年9月28日水曜日

今年も学園祭が

leaflet of school festival (international school in Tokyo)

今年も学園祭の季節がやってきました。 いよいよ今週末。 今年はちょと日程が早いこともあり、夏休みが過ぎてあっという間の学園祭という感じです。
学園祭では各国の出身者がその国のブースを出しています。 食べ物、飲み物、グッズ販売、など色々ですが、学園祭なのにアルコールの販売もあり、親たちが総出でお店をやりながらお互いのブースで飲み歩くお父さんたちもたくさん! 子供たち主体でやるというよりもどちらかというと親主体のお祭りで、こぞってベーキングをしたりモノの手配をしたり。。。 今はその用意で大わらわです。 

私が手伝うのはイギリスブース。 スコーン、ソーセージロールやコテージパイなどの販売や、PIMMSと呼ばれるイギリス版サングリアのようなドリンク(というと怒られそうだけど!)、おそらく生ビールの販売もやると思います。 みんな慣れない立ちっぱなしの売り子の仕事で長い長い1日なのですが、これが終わると本当に秋だな、という感じです。

2011年9月27日火曜日

結局はしょれない鉛筆ワーク

今日はレッスン日。 みなさんとても頑張りました。
私がその昔、ベーシックなど習っていたときはきっとみなさんよりあきらめが早かった(?!)というか、まあとりあえず焼いてここは次に進んで。。。と思っていたようなところを、今の生徒さんはとても丁寧に仕上げられていて、私も見習わなくては、と思ってしまいます。(^_^;)

ところで、今日のレッスンをしながらつくづく思ったことは鉛筆ワークについて、地味なその役割の再認識。 一般的な絵付け教室では図柄をほとんどトレーシングすることに頼っているので、それほど鉛筆の出番がないのですが、スカンティップスのやり方ではとても大切。。。 勿論作業としては色を入れることも大事ですが、その前の鉛筆の役割と言ったら。。。
pencils/stabilo for the use of designing on plates

ベーシックの最初では、ちょこちょこ筆を動かすのではなく、どっしり筆を構えて長いストロークを安定的にできるようにする訓練として鉛筆を動かす練習から。 それが最初の鉛筆くんとの出会い。。。
first step with stabilo - to learn steady movement of a hand holding brush, etc.

 。。。ということをまず習うのですが、サクソンでブーケを組み立てるときにも、実際にお皿を手にしながらどういう構成にするか考えるときに鉛筆くんが活躍。
お皿の形や大きさが違うものでも、鉛筆でアタリをとって構成をしっかりとれれば、臨機応変に対応できます。 トレースのように大きさに制約されることもなく。。。 だから本当にこのやり方鍛錬する価値があるのです。。。

鉛筆でアタリをとるのを適当にやってしまうと、実際に色をのせてうまくいっても結局全体の構成としてしっくりいかず、という後悔が残ってしまうこともあるので、特にサクソンは鉛筆ワークで多少時間がかかっても熟考してがんばる必要があります。 何を隠そう私もその手の失敗をよくやりました。(^_^;) あーあ、ここまで描いちゃって、でもやっぱり最初からやり直したほうが!。。。というパターン。

絵付けもさることながら、ブーケの構成を練ることはとても難しいです。 しかも奥が深い。 来年は本部でサクソンの展示会もあるそうなので、これからまたトレーニングの連続かな。。。(^_^.)





2011年9月25日日曜日

ひまわり

世の中は連休。 ウチの場合は子供の学校の休みが日本の祝日どおりではないので連休ではありませんでしたが、この季節は色々とイベントも迫ってきているのでゆっくり絵付けをするわけにもゆかず。。。 
それでも何とか今日になってやっと、消化不良だったひまわりを描いていました。

sunflower plate which I was struggling for...!

 え?ひまわりを食べて消化不良だったわけではありません。 本部で習ったひまわりがまだ腕と頭で納得した形で自分の中に身についていない、という意味ですが。。。
それだけ奥の深い、手ごたえずっしりのレッスンだったのでした。

普通数回で立体感を出すには、まず薄い色、その次にそれに陰影(つまり濃いめの色)というのがオーソドックスなパターンなのですが、黄色のお花は理由あって逆パターン。
後から光になる部分を表現するわけですから1回目の影から2回目の効果をを計算して入れる必要があります。 しかも黄色は色がのりづらい。 水の具合や運筆コントロールも大切で。。。
葉っぱもくどくならずにさらっと立体的に仕上げるのに苦労していました。

まあ、そんなこんなで苦労しながら描いていましたが、このデザインは見れば見るほど素敵で、苦労してもその甲斐があります。 
何だかんだでもうすぐ10月。 ひまわりの季節も終わってしまいましたが、忘れないうちにまた1回目から描いてみようと思っています。

2011年9月23日金曜日

ムクドリの大群

夕方5時すぎに、何?この音は??という不思議な音が外から聞こえ出しました。 結構な大きさの音です。
どうもものすごいムクドリの大群が近くにいるらしく、あっち、こっちに移動しながらチーチーの大合唱。 2階の網戸越しに撮った写真がこれ。
noisy white-cheaked starlings suddenly apeared
右左にももっと大量にいるのですが、アングル上ここしか写真にとれず。。。

外に出てみると家の横の巨大なケヤキの上にもたくさん。
an earthquake occured after hearing their loud noise...!
写真を見ていると平和そうですが、とんでもない、鳥たちがパニックしているような大騒ぎ。
何があったんでしょう?とこちらも不安になるくらい。。。

しばらくすると鳥たちがザーッと急にいなくなり元の静けさが戻ったので、家に入ってパソコンの画面を見ると地震情報が出ていました。(5時15分のM5.1の地震。規模としては比較的大きめですが東京では立っていれば揺れを感じないほどの地震でした。)
もしかして地震があるために大騒ぎしていたのでしょうか。。。
次も鳥の声がしたら注意してみようと思ってしまいました。

2011年9月22日木曜日

お腹いっぱい、これから消化活動!

今日も本部レッスンに行ってきました。
ひまわりの2回目の絵付け。 習っているのはとても奥深いひまわり。
まるで手品の種明かしのように、2回目を習って初めて、1回目はもっとこうすべきだったなとわかるのですが、如何せん奥が深い描き方なので四苦八苦です。
ここで私の四苦八苦のお皿を載せるわけにもいかないので、写真はいつか完成形の”ひまわり”が載るかもしれない(!)師匠ブログを気長にお待ちいただけたらと思いますが。。。(^_^;)

一つ一つのストロークの筆の終わり方を想像よりさらに丁寧に、ということを肝に銘じたレッスンでした。 スピードによっても絵具ののり方も異なるということも。(特に黄色系。黄色い水仙のフィニッシュでもそうでした。)

前回のブログで載せた烏賊はまだ未熟な烏賊っぽく、その後の師匠ブログで掲載されていた『悠々とした烏賊!』を見てありゃりゃとちょっと恥ずかしくなってしまいましたが、今日師匠直々に、「ブログの写真より現物のほうがきれいだねえ。」とおっしゃっていただいたので少しだけ救われました。。。 次回描くときには宇宙人っぽくならないように頭を小さめに描くようにします!

3日間で本部レッスンを3コマも取ったので、今はお腹いっぱいです。 軌道修正してやり直したいな、と思う題材もあり、さらに色をのせて変化させたいお皿あり。。。 消化できるようにしばらくがんばらないと!

painted little crabs

2011年9月20日火曜日

烏賊、烏賊、烏賊!

日付が変わる前に、とちょっとあせってアップ。。。

今日本部レッスンで習った烏賊を描いていました。
painted squids!!

描きすすんでいくと面白くなってきました。
もっと描いてからアップ、とも思いましたが日付が変わる前にやっぱりアップしようかと。。。

水溶性絵具だと透き通った感じが出せてとてもきれいです。 たくさん描いているとだんだん宇宙人にも見えてくるようなユーモラスな感じも面白く。。。

烏賊のお皿には何をのっけるのがいいかなあ。。。

2011年9月19日月曜日

富士山も久々?

八ヶ岳南側から冬場はよく富士山が見えるのですが、春から夏の間は雲や霞がかかったり黄砂や花粉で見えなかったり。 あんまり見ないなあ、と思っていましたが(見るタイミングが悪かっただけなのかもしれませんが)、今朝はよく見えました。 なんだかマンガ日本昔話のタイトル画像のような富士山ですが。。。 (え?古すぎます???)


台風の前の束の間のお天気なのかもしれませんが、 南アルプスも今日はとてもきれいでした。


山の写真はしょっちゅう撮ろうとチャンスを狙っているのですが、いつも電柱と電線に邪魔されます。 画像をうまく修正すればよいのでしょうけれど、それだと何だか味気なさそうで。。。 

車でいつも移動しているので運転しながら撮るわけにもいかず、くねった山道で車を停めるのはちょっとリスクもあり。。。 たかが写真、されど写真、です。。。

カメラを持ってシャッターチャンスをうかがいながら、右左に何重にもわたっている電線を見ながら、いったいこれはどうにかならないものかしら、と思ってしまいます。 インフラの整備について、山だと将来的な効率性を考えずに当面の利便性でローコストの電線を設置する傾向があるからなのでしょうか。。。 単にシャッターチャンスがあるかの問題ではなく、ふとそんなことを思ってしまったのでした。

八ヶ岳には確かに目に見えて人が増えつつあります。 連休の多い時期というのもあるのだとは思いますが、高速道路の混み具合は今までにないくらいのような気がしますし、八ヶ岳の一般道や温泉も県外ナンバーの車がいっぱい。 これまでは山にドライブと言っても首都圏からは軽井沢とか富士五湖とか、いわゆるメジャーな観光地中心に人が行き、中央道でも笹子トンネルを越すととたんに車どおりも少なくなり、小淵沢近辺は素朴な田舎の町で人もまばら、だったのですが。。。
まあ、自分も東京と八ヶ岳を行き来しているのですから、言える立場でもありませんが。

ETC割引も終わり、人と車の流れがひと段落するかしらと思っていましたが、まだまだそうでもないようです。

2011年9月18日日曜日

やまぼうし

八ヶ岳ではやまぼうしをよく見ます。 やまぼうしと名のついたお店もよくあります。
今は咲いた花のはなびらが落ちた後、真ん中の花芯の部分だけ残ってそれがどんどんと赤くなってきている状態です。 

Japanse Flowering Dogwood

そして下の写真の大皿とポットは、題材がまさにやまぼうし。 スカンティップスのヘッドマスター取得の際、出展した思い出の作品です。

and painted Japanse Flowering Dogwood...!
写真の大皿の向こう側のほうは、赤い実ができたやまぼうし。  言われなければ大皿のこの二つの植物が同じ植物だとは気が付かないかもしれないですね。


2011年9月17日土曜日

実りの秋も。。。

ちょっとしばらくぶりに八ヶ岳に戻りました。
中央高速を走っていると途中から田んぼの稲の色が違ってきて、黄色っぽくなってきます。 稲穂もたれていてほぼ収穫の時期のようです。

rice field in Yatsugatake - nearly ready for harvest

本当はこの背景に八ヶ岳が見えるはずなのですが、天気が悪く重そうな雲があたり1面にたちこめています。 今日は中腹より上のほうは霧。

そして。。。
Chestnut tree in the ranch
牧場の栗の木の栗の実はだいぶ大きくなりました。 天気が悪くフラッシュになってしまい見づらいですが。。。(^_^;)

8月4日の同じ栗の実はこんな感じでした。
the same chestnut tree - photo taken on 4th Aug
1か月強でこんなに違うのですね。

栗の実の収穫まではまだしばらくのようです。
実はたくさん成っているのですが、虫さんもそれなりにたくさんいるらしく、食べれるのはどのくらいなんでしょう?? 実の収穫時期は意外と短いので、ちょっと牧場に来ないと逃した~!と思うこともよくあります。 今年はどうかしら。。。

2011年9月16日金曜日

フローズンフルーチェ

ペーパーワークでこの数日忙しく、描く時間がとれずにやきもきしていましたが。。。
酸辣湯麺に続き、とりあえずまた食べる話です。。。(^.^)

夏も終わりなのでブログにのせるべきかどうかと悩んでいたものですが、まだまだ暑いので。。。!

quick frozen dessert package (mango flavor) - just add milk!
お友達のオススメで知ったものです。 パッケージをそのまま凍らせてミルクと混ぜるだけ。
おなじみフルーチェのフローズン版です。
シャリシャリ感がほどよく、知らないで出されると「何これ??」と思うようなデザート。

easy peasy!!!
ちなみにウチでは子供が喜んでシャリシャリ混ぜていました。

この商品はどうも夏の限定ものらしいので、おそらく店頭にあればラッキーぐらいのもののようですが、地方スーパーではまだ見かけることもあるみたいです。

冷蔵庫にアイスクリームを常備するのは場所がとられるのでちょっと面倒なのですが、これは普段常温保存して、食べそうなときに冷凍庫に移動というのが便利です。

次回は八ヶ岳の話題する予定!

2011年9月14日水曜日

羽根はやっぱり奥が深い!

今日のレッスン終了後、羽根のお皿のサンプルを作ったり前に描いたお皿を出してきたりしていました。 
painted feathers, butterflies...

羽根は、その次に出てくるサクソンフラワーのチューリップなどの基本になるため、ベーシックでそのベースとなる練習をすることになるのですが、羽根を描きながら、つくづく奥が深いとあらためて思っていたのでした。
チューリップなどはdisciplineの世界というか、びしっとストロークの位置を守ることが大切ですが、羽根はそれに自由さがともない、これがかえって難しくもあり。。。
ストロークが終わる位置も右と左がぴったり合わさるので、筆の中の水のコントロールができていないと真ん中に水がたまってしまいます。 おまけに丁寧に描いて羽根の左右が対称すぎるとお寿司のシャコみたいになってしまうのです。。。 ふわっとした質感を出すのにはかなりのトレーニングが必要。 小花を描いていた人にとっては、この辺からストロークの長さも長くなってくるので筆の状態も大切で、筆自体もだんだん大き目のを使うようにしていくほうがよいかもしれません。

羽根は色を自由に混ぜたりしながら楽しめるので、楽しみながらたくさん描いてここを乗り越えてください! その次のチョウチョはもう少しリラックスしてできると思うのでこの山がんばってください。



2011年9月12日月曜日

あなどれない酸辣湯

絵付けでもなく八ヶ岳でもなく、つまり 『八ヶ岳と絵付けと。。。』 の『。。。』の部分の話?!
要するに色気より食い気、また食べる話ですが。(^_^;)

私がこれまで勧めた人は多分全員はまってしまったラーメン。
夏が来る前に気に入って食べていたら、夏になるとお店から姿を消してしまいとても焦ったのですが、夏も終わりになってからまたお店に並んできたのでホッとしてまた買い込んでしまったぐらい気に入って。。。

just one variety of  instant noodle, but...!!

以前お友達と軽井沢で軽井沢の栄林に行ってそこの酸辣湯がとても気に入っていた、といういきさつがあり、まさに栄林の酸辣湯が中華三昧から出たんだと喜んで買ってみたらインスタントなのにとてもおいしくてびっくり! 
最近は軽井沢の栄林に行くチャンスがなかったのですが、行かなくてもその味が家で楽しめるのはうれしいです。 カップヌードル版はまだ試していませんが、通常版のほうは卵1個あればそれらしい酸辣湯ができてしまいます。

オススメしたお友達はおつゆをさらにお雑炊にしたりして食べたと言っていました。
調べたら明星食品サイトにアレンジレシピも載っています。
http://www.myojofoods.co.jp/recipe/chuka_zanmai/index.html
(きのこ鍋酸辣湯麺がおいしそう!)

酸っぱいのが苦手でなければ是非試してみてください!
レギュラー商品になればいいんですけど。。。

2011年9月11日日曜日

まだまだです。。。

師匠のブログを参考に、次回本部レッスンの予習のつもりでサクソンを描いていました。
完成図から想像して描くのもお勉強になります。
きっと後でレッスンを受けてから『解答』(=最初にどういう色でアプローチするのが一番の近道か)を知るのが楽しみになりそうな練習。

Saxon bouquet which I was trying to copy from my teacher's blog

ブログを印刷するとプリンターの関係で青味が強すぎて元の色が出なかったのですが、想像しながら描いていました。 (1回目焼成前)

on to the saucer

こちらのほうはソーサーに、上からぶるさがっているように描きたいな、と思って変則的な描き方をトライしたりしていました。。。 そう見せるためには右側にもっと小花を足さないといけないかも。。。  (写真は2回焼成した後)

私の課題は自由にブーケの構造をNGにならないように手早く展開できるようになること。 特にスピード。 それには数をこなさないといけないですね。

2011年9月10日土曜日

一恵さんによせて

一恵さんとの出会いは10年ほど前、イギリスで絵付けを習った先生つながりで知り合いました。 イギリスの先生が来日されるときにミニセミナーを開いたときにそのアレンジを担当されていたのがきっかけ。 その時のパンフレットも大事にとってあります。
notice of seminars, etc. organized by Kazue

一恵さんは本当に残念なことに数年前に体調を崩されて他界されました。 
知り合ってから絵付けの事のみならず彼女のお人柄にとても好感をもち、尊敬する方でもありました。 展示会でもお互いに行き来して、彼女が笑顔とともにいらっしゃることを毎回楽しみにしていました。 
今はお会いできないのがとても悲しく残念に思うのですが、時々ふと、私のことを応援してくださっているような気がして、今でも知り合えて本当によかったと感謝の気持ちになります。

私にとって絵付けは単なるアート、趣味の延長というわけではなく、いろんな素晴らしい人々との出会いもあり、私の人生にとってとても大切な意味を持っています。

* * *

そしてふと、いつか私の娘たちがお嫁に行くときは、お嫁入り道具として是非持っていきたいと言ってくれるような作品をたくさん残さないと、なんて思いをめぐらしたりするのでした。


2011年9月8日木曜日

不思議な抱き合わせ商法?

今日は八ヶ岳でも絵付けの話題でもないのですが。。。

イライラの原因だったプリンターをついに買い換える決心をして、ちょうど新モデルの出る時期だったので予約販売の注文を出したら、こんなおまけがついてきました。

a massage cusion?! which I got for free when I bought a new printer

ちょうど近くのショッピングモールで先日見たばかりのマッサージクッションと同じもの!
特に困ったことのある商品でもなく、ちゃんと使えます。 (試し済み!)
最近はこういう商法がはやっているのでしょうか。
購入した商品の購入額でさえ他社よりかなりお得だったのですが、おまけまでつくとは。。。 (ちなみに購入はNTT‐Xストアでした)

古いプリンターのほうはパソコンがWindows7だったせいか、反応があまりにも遅く、プリンタドライバーを更新しても印刷しようとすると毎回パソコンのフリーズ。 嫌気がさして買い換えたのですが、新しいプリンターは思ったよりさらに進歩していて、それもびっくり。 (前回モデルは4年ほど前のもの)
操作はボタンでなくタッチパネルのようなシステムだということに素直に驚くのは私だけでしょうか。。。 他にも無線LAN接続、USBフラッシュメモリーから印刷できたり、スマホ対応だったり。。(そちらはむしろ想定内でしたが。。)

Yes, this is the main one!

another technological change...


まあ、プリンターを格安で入手しても、これからどれだけインク代を投資することか、と思うと結局してやられたのは私のほうかもしれませんけれど。。。





2011年9月7日水曜日

Welcome!!

今日は新しい生徒さんがいらっしゃいました!
とても忙しいお仕事をされていてスケジュール調整の大変な中のレッスンなので、ちょっと欲張りレッスン。 描くポジションの説明から始まって鉛筆の長い線の描き方、色の作り方、筆に色を入れる入れ方、グラデーションの作り方まで集中してがんばって、色見本は宿題かしら、と思っていたのですが、結局何だかんだやっているうちに初めての色見本ができてしまいました!
(うちのお教室で初めてトライする色見本は6色です)
ご本人の了解のもと、ブログに登場!
the very 1st plate painted by new pupil!
初めてのトライ、しかも初日でここまでグラデーションができたら素晴らしいです。
そしてすばらしいバイタリティであっぱれです!

彼女は細かいクラフト系が大好きだそうです。 いつも忙しいのにこんなに集中したら疲れてどんな感想が出てくるかしら、とちょっと心配していましたが、とても楽しかったです!とにっこり笑顔で帰られたので私もうれしかったです。 
今頃アーム台をどうやって組み立てようかと悩んでいるかしら!(#^.^#)

絵付けを習ってよかったといつか振り返って思っていただけるように、楽しいあたたかいレッスンにしたいです。 絵付け仲間が増えて私もうれしいです。 今日はお疲れ様でした!

こういうパターンも。

 イギリスのフランソワーズ先生つながりで、数年前にマーレイン先生のモダンテクニックセミナーを受けたことがあります。 彼女はとても繊細な作品を作られます。
メディウムが油性だったので、いつも水溶性メディウム中心で描く私は何か機会がないと実際に活用しないということもあり、テクニックが頭に入っていないのでトライするときはいつもノートに首っ引きです。。。(^_^;) 
モダンテクニックはクリスマスのオーナメントやプレゼントに役に立つテクニックでもあります。

写真はこのときに作った作品です。(花瓶です!)


a vase which I painted with Marlene


Can you see the little butterfly?
the part painted with iridescent color

メタリックに見える部分は何とサランラップを用いて模様を作った部分です。 白い部分は真珠ラスターを用いながらマスキングやスクラッチングなどのテクニックで。 このときは焼成温度が高すぎたのか、想像した効果が全部出ていないのが残念でしたが。。。

とにかくモダンテクニックはよくプランして順序だててすることが大事です。 1回でも無駄な焼成を増やさないように。。。 何だかちょっと科学の実験風。。。 どうなるか焼いてみないとわからないところも醍醐味ではあります。

2011年9月4日日曜日

コメント返信できずごめんなさい。。。

すみません、 入力システムの変更を行ってからコメントの返信ができなくなってしまいました。 申し訳ありません。 一方通行では申し訳ないのでコメントをクローズしようか思案中です。。。

日々成長。。。

絵付けは作品が実際に使えるものなのでとても実用的な趣味(&趣味以上!)なのですが、ふと昔描いた自分の作品をあらためて見るとあーあ、と思うこともしばしば。どうしてこのまま焼いちゃったんだろう、など。。。 
つまりそれは今描けばもっと良い作品ができるのではないかという裏返しで、それは成長のしるしでもあります。 子供の成長と同じで普段意識していないので気が付いたときにビックリするのですが。。。

もう封印したいな、と思う作品もたくさんあるのですが、恥を忍んでその例を。。。
これは昔、カリキュラムで生徒として描いたブーケの作品。 見本の通りに描くのでいっぱいいっぱいで余裕なし、という感じですね。。。(^_^;)  でもこのときはこれがベストだったんです。
"BEFORE" - painted XX year's ago...
線もよれよれな感じで、花に覇気がない様子。。。(^_^;) 日陰で育ったチューリップみたいです。

そして、これは比較的最近描いたもの。
"AFTER"? - painted recently
チューリップが元気な感じです。何というか、勢いがあって安心して見れるブーケになっています。。。(^_^;) とはいっても次に描くときっとここはこうしよう、という部分はいつもあるのですが。。。

そんなわけで、成長していないようで着実に前に進むのが絵付けです。 筆を握ってさえいれば、ですが。。。 地味な道のりではありますが。。。
教えながら私も成長させていただいています。 私の師匠も、少しだけ近づいたかな、と思ったら大間違い、師匠もさらに先に進まれて。 そうやってお互い成長するなんて、とても素晴らしいことですよね。 これからも皆様よろしくお願いいたします!

2011年9月3日土曜日

地震の対策。。。

絵付けをしていると白磁だけでなく当然作品も増えるのですが、ディスプレイキャビネットに飾る場合は地震に備えるいいグッズがあります。 ご存じない方もいらっしゃるかもしれないので、ご紹介します。
Museum Gel to fix the fragile pieces in case of  big earthquake
使い方はこんな風です。 作品の裏側に米粒大のミュージアムジェルを3か所ぐらいのせて、ひっくり返して棚に置くだけ。 しばらくするとこの米粒のものが重力で広がって接地面とくっつきます。 取るときはお皿などをひねるようにすると簡単にとれます。
this is how to use it...
ジェルは固まったように容器に入っていて、すくってみるとその時は穴ができるのですが、しばらくするとまた水面のように表面が一様になるので不思議。。。 その性質を利用しているわけです。
it looks solid, but it will change the shape due to the gravity
これを使って固定した作品やアンティークは3月11日の地震でも全く棚の中で動かないでいました。 ミュージアムジェル、というぐらいですから博物館御用達のすぐれものなのですね。。。
使わなかった作品はみんな扉の手前に張り付いたように棚と扉のギャップに挟まっていました。扉を開けると落ちるので、主人と支えながら扉を開けましたが。。。 扉が開かなかったのはラッキーでしたけど。

棚の扉を開かないようにする工夫はこんな風にしています。
one example to prepare for the earthquake
これは手芸用品店で売っているカラー紐でキャビネットに合う色を選んで、巾着袋などに使う紐留めで留めたもの。 扉を開けるときには紐留めのボタンを押すとリリースできます。 以前は簡単な紐を結んだだけでしたが開けるごとにいちいち縛るのが面倒なのと見栄えが悪いのでこんな風に取り換えたわけです。

あとは市販のものも使っています。
ready-made preparation goods...
それから、食品庫などお客さんの目に触れないところはコードタップを金づちで打ち込んで紐を通して簡単にせり出し防止の工夫をしていますが、こっちは見栄えがNGですがまあ裏方なので。。。
easy fixing example for food storage shelves, etc.

地震はいつどうなるかわからないもの。。。 とにかくいざというときに足元に割れ物があっては逃げ道の確保もできないのでできるだけあわてないようにしたいものです。 他にも何かよいアイデアがあったらぜひ教えてください!

2011年9月1日木曜日

絵付け人が避けて通れない道

昨日からアトリエ部屋の物入れを整理していました。
これがまた大変なのです! 絵付けする人は必ずぶち当たってしまう問題が、白磁をどうやってきれいにしまうか。。。 描くペースよりも白磁が増えるペースが速いことも往々にしてあるので、いかに整理整頓するかということは永遠の課題です。。。(^_^;)

これを描きたい!、と思って家にある白磁を見ると、うーん、これじゃ合わない、と買いに出る。。。 と、セールにもなっていない白磁だけを買うのもくやしいので、ついでにセールになっていてそのうち使えそうな白磁を買ってしまう。 するとそういう類の白磁が家に増殖。。。

次は家にある白磁に描けそうな題材にしよう、と思うのですが、なかなかうまくいきません。。。

とまあ、こんなわけで時々大整理をするのです。 まるでお店みたいですが。。。 
意外に多いのは空き箱。 お皿運搬にとっておくのですが、これも増殖。。。 ネットで空き箱を数種類注文して、それだけをリサイクルして数をしぼったほうがいいかな、と最近考えています。


lots of white porcelain...
storage space being sorted...





display cabinet with finished pieces
上二つは普段閉まっている戸棚の中。(まだあるんですけど!) 下の写真は見せる戸棚。 ところ狭しと並んでいます。。。 

服関係では断捨離(=今はやりのモノを捨てて整理する術)をある程度決行できたのですが、白磁はとても自信ナシ、です。。。(^_^;)


***
おまけ

昨日新宿のレストランに行ったら、まるで”レミーのおいしいレストラン”のようなキッチンが見えました。 (西洋割烹車屋) シェフたちが歩き回っているところを映したかったのですが勇気がなくて。 だいぶ落ち着いた頃撮ったのでシェフの素敵な帽子が映せなくて残念!!