2016年7月12日火曜日

ヤマボウシとアナベル

八ヶ岳では5分くらい車を下ると気温も違うので、花の咲くタイミングも上と下では結構違います。
今年もアナベルが咲き始めました。
お客さんまで登場。
2週間前はまだこんな感じでした。

ヤマボウシも今年は去年より多く咲いている感じです。
ピンクのも例年より多めに咲きました。

ヤマボウシをフローラ・ヤポニカで描いたお皿が壁に飾ってあったのですが、壁の色が濃い目なので壁の色に負けてしまい、ずっと気になっていました。
そこで今年バージョンに、色をまたのせました。
 庭のヤマボウシには葉っぱの色にパープルブラウン系の色があるので、その色も入れてみました。写真はまだ未焼成です。
今の本部研究科風にアクセントに藤納戸の色、葉っぱの濃い部分にハンティンググリーン。ちょっと写真では光ってしまいわかりづらいですが。。。(^^; 

今年の夏はとても暑そうです。八ヶ岳でも昼間外に出るのが辛くなってきました。
昼間は苦しいですがこの季節尋常ではない草取り合戦もしなくてはならないので夕方ブヨと戦いながら(雨の前に出没。。。)どろんこです(^^;。



2016年7月1日金曜日

菅原工芸硝子とガラス絵付け

今日から月末まで北青山のSghrスガハラショップ青山にて、
『石井逸郎xSghr菅原工芸硝子 現代絵付けの美しい世界』
の展示販売が行われいています。

場所: Sghrスガハラショップ青山
    (東京都港区北青山3-10-18 北青山本田ビル1階 tel 03-5468-8131)
会期: 2016年7月1日(金)~31日(日) 11:00-20:00

撮影許可をいただき雰囲気のご案内。
 
 

菅原工芸硝子さんのきりっとした、それでいて繊細なガラスとのコラボは素晴らしいです。 ガラスだからゆえにテーブルにも映る絵付けの影も楽しく、ガラスの中のバブルもまるで水中のバブルのようで、泳ぐクラゲなどもイキイキと感じます。
写真ではなかなかお伝えできないので、機会がありましたら是非現地でご覧になってください!

このイベントに先駆けて、本部ではガラスレッスンも行われました。

 
私も楽しくて色々描きましたが、家にあったIKEAさんのカップではやはり焼成温度に耐えられないようで本体の色がなぜか飛んでしまいました(^^; 菅原さんのはそのまま大丈夫でしたが。。。(写真は焼成前と後で同じように配列)
IKEAさんのカップは教室での絵付けのお水用に使っていました。
お水のカップにも描くと絵付け作業がまたちょっと楽しくなりますね。

 
羽根のガラスもなかなか面白いです。 白い羽根をたくさん書いて、ウェディングプレゼントにしても素敵そうだと思いました!!
これから暑い夏。。。 ちょっと涼しい気分でガラス絵付けも楽しそうですね!!
 
 

2016年6月4日土曜日

CRESTIPS(SCANTIPS)研究科で

最近食べる話題が多いので本題の絵付けの話題です。。。(#^.^#)

研究科でこのところずっと続けている課題が『ロイヤルコペンハーゲン伝統的ブーケ』。
サクソンブーケの中でも昔からの、小ぶりで立ちものにも使えるブーケです。
写真はすべてまだ1回目の絵付けです。光を感じるように描いているので焼き上がりは薄く感じますが、2回目を彩色しながらその光をいかにキラリと浮立たせるかがポイントなのでしょう。
1回目の絵付けを順に12パターン習い、その後に2回目というロングランです。
2年生のカリキュラムでのブーケは大まかなあたりをつけてからモチーフを描くのでそれぞれの大きさや向きの誤差によって周りの調整も必要ですが、今回のパターンはトレースをするので比較的まとまりやすいのが特徴です。
完成度は描き手によってどれだけ繊細に描くか、などの状況次第ではありますが、デザインが小さめでキュート(!)なのでそばに置きたい、使ってみたいと思える愛すべきブーケです。
1パターンにつき2作品描いていくとそれだけで24作品!! いつの間にびっくりの数ですが、慣れてくればこれまでのブーケより早く描けるのでお勧めです。
是非一緒にトライしてみてください!

2016年5月22日日曜日

若冲展

今日は、話を聞いてすっかりあきらめていた若冲展に思い切って行って参りました。
金曜昼間に行った友人が外で3時間、中で1時間ほど待った、と言っていたのでいやもっと遅くにしよう、と、思い切って夕方4時半ごろ行ってみました。
チケット購入に10分並び、その後は90分と言われましたが、時計で測ると実際は60分で入れました。
本当は開場が5時半まで、入場は5時まで、ということだったのですが、とにかくチケットを5時前に買って5時までに列に並べばあとは最後の人まで中は見れるようにしていただける、ということらしいのでよし、並ぼう!と思ったわけなのですが、想像より列も動き、中も思ったよりゆっくりと見ることができました。

とにかく今回は生誕300周年ということで、動植綵絵が30幅1挙公開ということは初めてらしかったのでそのボリューム感には驚きました。
2階に着いて円状に並ぶその作品の数々にわーっと驚き、並んでよかったと思える瞬間でした!! どうやってあの素晴らしい作品の数々をこなせるのでしょうか。お弟子さんは手伝ったのだろうか、など、色々想像しましたが、いやはや、人間業ではない感じです。繊細なタッチも目をみはりますが、墨で描いた作品のダイナミックさにも驚きます。
アウトラインのない作品、などの説明もありましたが、絵付けでいうとそれはまるで線描きなしのサクソンで描くようなことかしら。。。???
墨で描いた茎を見ると、ちゃんと真ん中には白っぽい薄い部分もあったりして、とても立体感がありました。にじまないで描き直さないで一筆??いやはや、さすが、です。
売店や図録専門特設売店にもそれぞれ列が。。。(^^; でもみんな疲れていてもまだ並んでよいと思うほど感動したのですね。。。!
そして図録はなかなかのボリューム感。ずっしり重たく、中もとても綺麗です。
長い間立っているのもかなりつらかったですが、本当に並んだ甲斐がありました。
あともう二日ですが、夕方は割とねらい目かもしれません!

2016年5月19日木曜日

久しぶりの東海道ウオーク

ほぼ半年ぶりでしたが、また東海道ウオークに行ってきました。
復活戦なので無理しないようにと日帰りのつもりでしたが、周りの温泉の誘惑に負けて一泊旅行になりました。
黄色のハニーサックルが咲く小田急線沿線。ブラックベリーも壁に咲くデイジーもありました。

そうして箱根湯本駅方面を望みながら、三枚橋を旧東海道に入ります。
 
旧道でも国道沿いはもちろん普通の舗装道路ですが、昔からの旧街道は石畳の道です。
結構大変な坂が続きます(^^;。
 雨も降っていたのでエンドレスのような坂を登るのも大変だったのですが、思わぬところで面白発見!雨の日のご褒美エンターテイメント?
沢蟹が結構いたのです。どこから来るのでしょうか。そもそも石畳の道は雨が降るとまるで川のようなので、その下のどこかに隠れているのでしょうか。
途中の風情ある休憩所もありました。甘酒茶屋。もちろん甘酒、いただきましたよ!
 
 
へとへとに歩いた頃、芦ノ湖がみえてきました。
そして今回のゴールの箱根関所。
2007年に復元されたそうです。江戸時代では『入り鉄砲に出女』、を取り締まったところでしたが、次回は畏れ多くも江戸から出て行かせていただきます!!

2016年5月4日水曜日

静かなゴールデンウイーク

世の中は渋滞やら混雑やらであちこち大変ですが、我が家は子供の学校が日本の祝日関係なくあり、主人も仕事が忙しいので、全く平常通り(^^;

何かいつもやらないことをやろう、と突然棚の整理を兼ねてDIYをすることに。
 
以前から棚の中に棚(それぞれがちょうどよい高さの)があればよいなと思っていましたが、なかなか思うようなものが見つからず。。。
ホームセンターでうろうろ見ていたら、すのこが小さくなった四角いもの(鉢置き用?)があったのでそれを利用してみようとふと思いつきました。
隙間に板を挟んで両面テープでとりあえず固定、その後細い釘で側面打ち。
こうして何とかできました。
当然のことながら、背面にボードがないために何もないところには置けませんが、棚の中なので大丈夫でしょう。
これでだいぶお皿が取り出しやすくなりました。個々の高さはカップも置ける高さなので便利そう。
もしトライされたいのでしたら、釘を打つ時にどうか慎重に棚板の真ん中にくるよう、釘の太さ(細いのがよい)にご注意を、それから打つときは棚板を垂直に保てるよう作業は棚ボックス?を壁に押し付けながら打つとよいと思います。棚板はあまり薄いと耐久性に問題が、逆に厚いとそれなりに棚自体の重さが生じますのでそこのところを気を付けてご購入されるとよいと思います。
とりあえず私の方法は時間かけずに素人でもできる素人流の方法です。もっと
よいお考えの方もいらっしゃるかも!!
 


2016年4月29日金曜日

NOMAの映画上映とトークショー


NOMA,世界を変える料理』の映画を観に行ってきました。今日は初日で都内シェフのトークショーもあるということでしたのでその時間に合わせました。

NOMAはデンマークにある世界的に有名なレストランで、絵付けがらみでデンマークと関係があるためによく話題にのぼりますが、私はまだ行ったことがありません。
行ったことのある方に聞くとその斬新なアイデアと味はかなり印象に残るようで、単にお食事しに行くというよりも食を含めた総合的なエンターテイメントのような要素のあるところだそうです。

映画はそのシェフ(レネ)がどのような道を歩んできたのか、そしてその背景、周りの人々、考え方などを描いたものでした。
個人的に一番驚いたのは、私が普段娘たちに時々注意する英語のNG表現があちこち連発。NOMAと言えばとても敷居の高そうなレストランですからそれがとても意外でした。(実際日本でも厨房は見えないところで誹謗中傷の嵐なのかもしれませんが!)世界的に有名なシェフがこんな表現しても反発起きないのだろうか、と思う反面、彼の気取らない力説ぶりは人間味を感じさせてNOMAのもつエネルギーのようなものが伝わってきました。
そして作るものは本当に単なる『食』というわけでなくこだわりアートの世界でもあります。エンドレスな戦いに色んな状況で挑み続けるわけですから本当にシェフというのは大変な職業ですね。。。

トークイベントにはレフェルヴェソンスの生江シェフ、フロリレージュの川手シェフ、コラムニストの中村孝則さんがいらっしゃり、今のNOMAについて、シェフとのエピソード、お料理に出てくる蟻の話、今後のことなどを話されました。

この映画は今のところ限定的な映画館でしか上映していないようですが、映像も本当に綺麗で、とてもよくできたドキュメンタリーに仕上がっています。食やレストランに興味のある方には是非お勧めです。
いつまで公開なのかはまだ未定だそうですのでお早目のほうがよいかもしれません。
http://www.noma-movie.com/

2016年4月25日月曜日

ためになる家庭中華料理

薬膳講座に参加したご縁で、家庭で作れる中華料理を教わる機会ができました。
小山惠子(おやまけいこ)先生は薬膳のみならず幅広い知識をお持ちで、なおかついつもいつも生徒に向けてのサービス精神がみなぎるようなバイタルティあふれるお方です。 
教わること一つ一つ、『なるほど、そういうわけかぁ~!』と目からうろこのことがいっぱいです。
中華料理といえば、炒め物がらみ?と単純に誤解してこれまでそれほど興味のなかった私も、その新世界に入り込んでみたくなりました。

前回作ったのはこんな感じでした。
グリーンアスパラと生湯葉のスープとじ
とろとろ食感の生湯葉としゃっきりしたアスパラの名コンビ。とても上品で絶妙な一品。いつ考えてもよだれモノです!

ひな鳥(鶏もも肉で代用)のから揚げ
これまた一味も二味も違う、オトナのから揚げ! 酸味のあるタレでいただきます。

そして
鮭のチャーハン。本来はちょっと違うタイプの塩味のある魚を使うそうですが日本では手に入りやすい紅ジャケで。
シンプルそうですが、これがまた違うのです。鮭の旨みがご飯にからまって美味。いくらでもいただけちゃうのです。

デザートは
花茶のゼリー。
これまたシンプルですがオシャレ。いちご、パパイヤ、キーウイをダイスより細かく刻んでのせています。夏にもよさそうですね。

そして小山先生のこのレッスン(初級です)はみんなレシピが簡単で、なおかつ薬膳知識を生かして季節に合うメニューなのですぐ実践してメリット大。
オープンキッチンなので揚げ物しなかった我が家ですが、少し見直そうかな、とも思ったりしています。

小山先生、この度もありがとうございました<m(_ _)m>

2016年4月7日木曜日

ロンドン滞在

春休み(イースター休暇)とあって、娘のいるロンドンへ行ってきました。
最近のロンドンの宿泊代は結構高く、アパートも然りなのですが、娘の近くに滞在するためにアパートを借りて1週間ほど泊まりました。
季節は似ていますが、東京の最低気温があちらの最高気温ぐらいとやや寒いです。
あちらはすぐできる、いわゆる"ready meal"食品がたくさんあるので、自炊でも簡単です。オーブンや電子レンジですぐできるものがあり、旅行中で疲れていても大した労力なく作れます。

今回は朝食、ヘルシーにいこう!、と娘とオーガニックショップで買ったものなども含めて並べたりして楽しんでいました。(並べるだけでも嬉しい単純さ(^^;)
オーガニックのザワークラウトがシャキシャキ、朝食でもいけるなあ、と。。。
ザクロやアサイジュース、チェダーチーズ、あとはもちろんお馴染みイギリスの紅茶も。

日本に帰って、誰が先に起きてもささっと冷蔵庫から出してサラダを食べられるよう、野菜用の保存容器を買って、余韻にひたっていました。。。(^^;
素晴らしいのはバスケット入りなのでそのまま洗えて保存。フタには
活性炭リフィルがセットされています。冷蔵庫に入りやすい小さいサイズを2つ買ってみました。(OXOのグリーンセーバーフードキーパー)
野菜生活、どこまでつづくかしら。とりあえず私が朝寝坊してもよろしく!
 
ロンドンではグリニッジの近くにいたのでそのすぐ近くのカティーサーク号の船も見てきました。
 カティーサークのイメージはCMソングでてっきりウイスキーの船と思っていたら、それはウイスキーのブランドのコマーシャルだっただけで、実際は紅茶や生糸などを運んでいた船だったそうです。
 
写真のドーム型の建物は対岸に渡るトンネルの入り口なのですが何と歩行者専用。びっくりでした。対岸にうっすら見える鉛筆型のビルがあるほうは金融街のカナリーワーフです。
 
王立植物園、Kew Gardensにも行ってきました。
 

 
 広大な外のガーデンも素晴らしいのですが、いくつかある温室がまた素晴らしかったです。絵になるところだらけ。

帰国して桜の満開に間に合い、ホッ!!