2012年3月23日金曜日

イギリスのアダルトエジュケーション

アダルトエジュケーション(adult education)というと、何だか不謹慎な想像をしてしまかもしれませんが(^_^;)、イギリスのadult educationとは、地域でお手軽価格で行われている習い事のことです。

私もイギリスに住んでいるときはここぞとばかり、色々習いました。 その時に習ったことで、現在も絵付けをするのにあたってとても役に立っているかな、と思うのは水彩画です。  植物画も習いましたが、still life(静物画)なども習い、たまたま先生がグラフィック関係専攻だったらしく、ちょっとしたヒントをたくさんもらったりしたものでした。 

今日は庭に咲いているクリスマスローズをちょっとだけスケッチしようと、夜になってからごそごそ描いていたのですが、描きながらイギリスのadult educationのクラスのことを思い出しました。
sketching Christmas roses

他にはpicture framimg(額装)、singing(ヴォーカル), calligraphy(カリグラフィー), soft furnishing(カーテンやソファーカバー作り)、painting (壁の塗り方!)など、色々習いました。 それぞれ3か月のブロックで習えるので、続けて習うこともできますが、別のものもたくさんチャレンジできます。
Picture framingは、お父さんたちが結構参加されていて、奥さんの描いた水彩画を額装するんだと張り切っているおじさんもいらっしゃいました。  さすがDIYの国、本格的に木材を特別なツール=mighty sawと言ったかしら!)45度にカットしたりしながらの本格コースでした。 日本でしたら習っても木材を調達するほうが大変そうです。
Painting ではただ壁を塗るだけでなく、マーブルの模様、ハケの模様、など、いろんなテクニックを使って塗りました。 その時に住んでいたフラットをそのテクニックを使って自分で塗ったのですが、それができてしまったたという環境もイギリスならではですね。 いちばん緊張したのはsinging。 こう見えても歌は大好きなのですが、即興でXXのリズムを使って歌を作れと言われたときは参りました。(もちろん英語で、です。。(^_^;)) ピアノの生演奏とともに好きな曲を歌って発表会にするというのは今考えるととても贅沢なレッスンでしたが。。。

ただ習うだけ、ということだけではなく、そこでおばちゃんたちと仲良くなれたのも醍醐味でした。 地域での習い事なので、地元の話題も聞けたり。  日本はなかなかご近所の方と一緒に習い事をするチャンスも少ないでしょうから、そこはとてもうらやましかったです。

思い出してみるとあちらのadult education の人気クラスはほとんど夜のクラスだったので、会社帰りの人も参加できました。 あちらではいわゆる主婦もたくさん参加しているのですが、それは家族の協力があるということでもあり。。。 日本のお母さんは夜出かけるのはハードルが高く、そこがネックなのでしょうね。  日本はそのあたりの改善からスタートですね。。。

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