2013年1月12日土曜日

友好試合と親のバックアップ

今日は子供の学校で、関連校とのバスケットボール試合がありました。
試合後に親善軽食会があるのでお手伝いをお願いします、とのことだったので昨日は大パニック。

セットアップのお手伝いだけでなく、できれば何か食べ物をということで、シェパーズパイならぬコテージパイを作りました。
(イギリス料理で上にマッシュポテトの層、下にトマト味系のひき肉の層のオーブン焼き。 シェパーズパイはラム肉入り、コテージパイは牛肉入りです。)
昨日は大量のジャガイモを剥いてマッシュポテトを作り、下の層の分はオニオン、セロリ、ひき肉、トマトピューレ、ローリエ、タイムを入れて煮込みます。 あまりの量の多さに、マッシュポテトは途中から主人に担当になってもらいました。

本来はチェダーチーズを入れるのですが、ウチに大量のパルメザンがあったのでそれで代用。
よくよく考えてみるとラザニアのイギリス版みたいですね。

そしてこれが昨夜焼く前まで終わったところ。
今朝はこれを焼いて持っていきました。
みんな喜んで競っておかわりしてくれたので作った方も嬉しかったです。

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試合のほうはウチの学校は残念ながら負けてしまいました。 見ていると日本のカルチャーと外国(?!)カルチャーの違いを感じ、色々考えさせられます。
日本の学校のコーチは会社社長のようで、試合が進み興奮してくると『おい、何やってんだ、お前ら!』『早く回り込まんかい!』『だめだよ、そんなんじゃ!』と、ダメ出し中心に怒りの声ばかり。
こちらインターナショナルスクールのほうは女子高に女性のコーチということもある精なのか、コーチの存在は先輩かお姉さんのよう。 どちらかというと肯定的な掛け声。
インターバルの時は、日本の学校側は先輩の後ろに後輩が立って先輩の背中をウチワで仰いでいます。 インターのほうは離れた所から後輩がエールの掛け合いをしながら足をリズムに合わせてドンドン。

私は日本の学校で育ったので日本のカルチャーしか見てこなかったので体育会系のコーチがこわかったこと、先輩後輩の関係の厳しさも普通にあり得ると思ってきましたが、こうも目前に違いをまじまじと見せつけられると思うこと色々。
確かに日本の学校はコーチからの『カツ』(=活を入れる、の活)入れがありそれが起爆剤となり勝利したのかもしれませんが、よく考えてみると『活』をコーチに入れてもらうというのはそのベースに集団行動の依存心理が強いというような気がします。 良くも悪くも、という意味ですが。 インターのほうは自分との闘い、という感じで、”それぞれ”が自分のしたことで後悔しながら半泣き模様で個々頑張っていたり、といった様子。

軽食会はきっとびっくりしたことでしょう。 日本ではお母さんたちが学校に来て持ち寄りパーティーのようなことをすることはないでしょうから。。。(^_^;) 
日本カルチャー育ちの私もいまだに、お母さんの出番が多い学校カルチャーが不思議でもあるのでした。 他のお母さんのコメントでは、『親がサポートしていることで元気づけられて子供がより頑張ることができる』、だそうですが。。。 もちろん部活などの課外活動に限り、ですが。
日本は部活は子供と学校だけの世界。 親が入れないのが当たり前。 子供の世界を尊重したのであまり入りたくないな、と思うものの、昨今の日本の学校暴力事件問題を思うと、それもなあ、と思います。。。

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