2012年10月21日日曜日

菩提樹のお皿

初夏の師匠の展示会(石井逸郎の世界展)で展示されていた菩提樹のシリーズ、とても素晴らしいので描きたくて本部研究科のレッスンやセミプライベートのレッスンを何度か取っていました。 夏のバージョン、秋のバージョン、それぞれ違った雰囲気があり、描き始めると結構はまります。(^.^)

本部の研究科では今、秋のバージョン。 最近導入されたクロムイエローの使い方がまだ慣れていないこともあり、結構四苦八苦しながら進めています。

先日の研究科では秋のバージョンの2回目を絵付けする前に、余白部分にさらにモチーフを追加する、という1ステップアップのお勉強もありました。
追加部分には筆で繊細な線描きを、と、テクニック的にもなかなか高度ですが、一番のポイントはどこにどう追加するか、の裁量。 こればかりは感性の問題(?!)が大きいので一筋縄ではいかないのでした。。。(^_^;)

その余白談義、じゃないですが、ちょうど夏のバージョンのお皿の1つの仕上げのアドバイスで『こういうのはどうか?』と言われて、師匠に手を加えていだただいたお皿がこれです。
Linden tree
レッスンランチの時、ちょうど師匠が目の前にあった大きな日本画をご覧になってひらめかれたこと(余白をどう生かすか)が筆を通して降りてきたかのごとく。。。! とても素敵なのでアトリエレミントンだけでの公開では悪いような気がして、ブログ公開しました!

ちなみにこのお皿、1回目を描いたときは普通にぐるっと同じようなトーンでひとまわりする予定だったのですが、それでは面白くないのでは、という師匠のアドバイスで2回目からフォーカスのあるところ、そうでないところの差をつけるようにしました。 そういう仕上げとわかっていれば1回目からもっとトーンを変えるとさらに効果が出たと思います。

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