2016年5月22日日曜日

若冲展

今日は、話を聞いてすっかりあきらめていた若冲展に思い切って行って参りました。
金曜昼間に行った友人が外で3時間、中で1時間ほど待った、と言っていたのでいやもっと遅くにしよう、と、思い切って夕方4時半ごろ行ってみました。
チケット購入に10分並び、その後は90分と言われましたが、時計で測ると実際は60分で入れました。
本当は開場が5時半まで、入場は5時まで、ということだったのですが、とにかくチケットを5時前に買って5時までに列に並べばあとは最後の人まで中は見れるようにしていただける、ということらしいのでよし、並ぼう!と思ったわけなのですが、想像より列も動き、中も思ったよりゆっくりと見ることができました。

とにかく今回は生誕300周年ということで、動植綵絵が30幅1挙公開ということは初めてらしかったのでそのボリューム感には驚きました。
2階に着いて円状に並ぶその作品の数々にわーっと驚き、並んでよかったと思える瞬間でした!! どうやってあの素晴らしい作品の数々をこなせるのでしょうか。お弟子さんは手伝ったのだろうか、など、色々想像しましたが、いやはや、人間業ではない感じです。繊細なタッチも目をみはりますが、墨で描いた作品のダイナミックさにも驚きます。
アウトラインのない作品、などの説明もありましたが、絵付けでいうとそれはまるで線描きなしのサクソンで描くようなことかしら。。。???
墨で描いた茎を見ると、ちゃんと真ん中には白っぽい薄い部分もあったりして、とても立体感がありました。にじまないで描き直さないで一筆??いやはや、さすが、です。
売店や図録専門特設売店にもそれぞれ列が。。。(^^; でもみんな疲れていてもまだ並んでよいと思うほど感動したのですね。。。!
そして図録はなかなかのボリューム感。ずっしり重たく、中もとても綺麗です。
長い間立っているのもかなりつらかったですが、本当に並んだ甲斐がありました。
あともう二日ですが、夕方は割とねらい目かもしれません!

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