2012年12月11日火曜日

Zeshin展示会

師走に入ってから、まさに毎日走っているような慌ただしい日々。 ブログのアップも間隔が空いてしまい、すみません(^_^;)

週末のことでしたが、根津美術館で催されている柴田是真の漆工、漆絵、絵画展に行って参りました。
Zeshin exhibition @Nezu museum

BSでも最近放送があったらしく、 想像していたよりかなりの来館者があり、ひととおり見るのに行列状態でした。 
柴田是真といえば焼失した明治宮殿の天井画の下絵を遺したことで有名で、それをもとにスカンティップス(CRESTIPS)で手分けして大皿に絵付けして再現したという展示会も記憶に新しいです。 私も琵琶と美容柳を担当して描きました。
柴田是真の天井画の下絵自体は比較的粗いイメージのスケッチですが、彼の漆工の作品などを見てみると、人並みならぬ細かい描写ができる技術を持った上での下絵であり、個々の絵が計算された上での構成だとわかります。
今回展示されている作品は漆工、漆絵が中心ですが、人間業と思えないレベルの技術のみならず、モチーフの構成や余白の美、など、本当に素敵でした。

今回印象に残ったのは明るい月の前に影になっている鈴虫が描かれている漆絵。 月の色は金ではなく銀。 是真、鈴虫、満月、とグーグルで画像検索をすると出てくるのでご覧になってみてください! 稲穂のほうな長い葉っぱは月明かりで縁がイエローブラウンのような色でとてもきれいでした。

是真展は南青山の根津美術館で16日まで。 
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html

そして今日のランチは、レッスンにいらっしゃる生徒さんが素敵なパン屋さんに寄って来られたので便乗してお願いしました。。。(^.^) 切り分けると素敵なカフェランチのよう。 ランチで充電♡
today's lunch!
いつもすみませ~ん(^_^;)。 ありがとうございます。<m(__)m>

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