2011年8月7日日曜日

ブリティッシュとウェスタン

今日は娘のお友達が出場している全日本ジュニア障害馬術大会の応援に行きました。 小淵沢の馬術競技場なのでおなじみの場所なのですが、いつも行うウェスタンの馬場ではなく、上のほうの馬場です。 好成績で最終日まで残った娘のお友達はさらに最終決勝まで残りました。 残念ながら入賞にはなりませんでしたが、あとほんの一息まで! 全日本ジュニアでそこまで到達するというのは本当にすごいことなのです!!
National Junior Showjumping Championship

当然ですが、乗馬のスタイルはブリティッシュ。 いつも見慣れているウェスタンとはいろんな違いがありました。 
まず、洋服はブリティッシュは写真のとおり、かなりフォーマル。 みんなジャケット(色にも決まりがあるそうです)でパンツは白でブーツは革製、勿論ヘルメットも。 ウェスタンではカウボーイハットにシャツにジーンズにウェスタンブーツ、決まりはそれほど厳しくはありません。(ただし採点対象にもなります)
手綱もブリティッシュは両手で持ちますがウェスタンは片手。
もちろん競技自体のスタイルも採点方法も全く異なります。

ウェスタンの馬は人間が馬の後ろにいても蹴らないように調教されていますが、ブリティッシュの馬は蹴る可能性のある馬はしっぽに飾りが付けられたりするそうです。(赤いポンポンのような飾りなど) 
私が見ていて印象として感じるのは、ブリティッシュで乗られる馬は自我が強いような、というか強気なところを生かしてジャンプさせたり早く走らせたりするような気がします。 手綱の引っ張り方でそう感じるのかもしれませんが。。。(ブリティッシュの手綱は競技の際とても短く持つように感じます) ウェスタンの馬はリラックスさせて走らせることに乗り手が集中するイメージです。
ですので、競技会のときのブリティッシュの緊張感はウェスタン競技会の緊張感とは全く性質が異なる気がしました。 
このスタイルの違いは、イギリスのdiscipline(躾)やフォーマルさ重視主義?とアメリカのおおらかさ重視主義?のような、国民性の違いが反映しているのかな、と思ったりしましたが。。。

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