2011年8月3日水曜日

”たきぎのう”??

今日はひょんな流れで素敵な体験をしました。
お昼、マダムMに知り合いのレストランで御馳走になってしまったのですが、その知り合いの方が今晩『たきぎのう』に行くらしいと聞いて、『たきぎのう』って何?と思ったら、
『八ヶ岳薪能』のことで、当日でも行けるのか聞いてみたところOKらしく、急きょマダムMと一緒に行くことにしました。 マダムは短時間で素敵なお着物でばっちり決めていらっしゃいました。(ちなみに私は洋服です。。。(^_^;))
小淵沢にある身曾岐神社(みそぎじんじゃ)では毎年夏に能楽殿で大きなイベントがあります。 今年はちょうど今日、薪能が行われる日でした。
Japanese evening Noh Play at Yatsugatake
身曾岐神社の能楽堂は、舞台の下には水面が、後ろ側には高い木々の緑があって、とてもきれいです。いつも神社に行くと舞台が空なので、いつか本番の舞台が見たいな、と思っていたので渡りに船、といった感じ。 開演は5時前からなので明るいのですが、だんだん暗くなり、最後の演目前には薪に火が入るのでとても幻想的です。
before starting the play
braziers after being lit

今日の演目は、能で経正(つねまさ)、その次に狂言で柿山伏(かきやまぶし)、最後に能で紅葉狩でした。 狂言では野村萬斎さんの主演でした。 
始めの演目が始まる前には舞台を清め、お客さんを清める神事がありました。

能も狂言も実際に見るのは生まれて初めて。 古文をもうちょっと真剣に勉強すべきだったかしら、とやや反省もしましたが、不思議と見ているとだんだんわかるような気がしてくるのでうれしかったです。 自分はやっぱり日本人だなあ、と思ったのでした。

来るお客さんの車のナンバープレートを観察すると、ざっと見たところ6割ぐらいが山梨や長野のほぼ地元組、残りが東京近郊あたりといったところでしょうか。

2 件のコメント:

  1. 萬斎!ええなあ。

    古文の勉強か。
    僕も思うところがあって5、6年前にはじめました。
    万葉集読んでる。
    和歌にとどまらず能、狂言や文楽、歌舞伎、そして最終的には源氏を原文で読みたいな。

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  2. すごいですね! ちょっと思ってはみるものの、なかなか始めるのもそれを続けるのも思う通りにはいかないのが常なので。。。 
    伝統芸能を伝えるというのは素晴らしいことですよね。何せ1000年位も昔のものを今に伝えているのですから。。。

    萬斎さんのパーフォーマンスはやはり素晴らしかったです。とてもわかりやすく通った声は聴く人の心に響くものでした。

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