八ヶ岳と南アルプスの間を流れる釜無川と中央高速の間に、切り立った台地が長く横たわっています。 七里=約30kmにも及ぶ長さなので『七里岩』名付けられたらしく、正式な読み方は「しちりがいわ」ではなく「しちりいわ」だそうです。 北は長野県富士見町、南は山梨県韮崎市まで。 地震でできた断層かな、と思っていたら実は八ヶ岳の噴火による火砕流でできたんだそうです。 (ちなみにこのあたり、活断層も別にしっかりありますが。。。)
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Shichirigan - trace of pyroclastic flow long time ago.. |
韮崎の七里岩にはいくつか地下壕が残っているのですが、戦時中に戦闘機の製造工場として掘削されたようで、当時の掘削には学徒も動員されたらしいです。 戦争末期の人々の苦難を知るために地下壕の見学会が開かれることもあるようです。
国道20号線を走ると釜無川の向こう側に見える断崖は、そんな厳しい歴史を感じさせる風景でもあります。
余談ですがこの釜無川、牧場のスタッフと一緒に娘たちが夏の間、時々水遊びにお世話になる大事な川です。。。!
ここ4年ほどかな?夏休みにずっと大武川に通ってます。釜無川の支流ですね。
返信削除だからこの七里岩もすでに4回は見たことになりますか。
地下壕があるとは全然知りませんでした。
おそらく今年も行くと思いますから、ちょっとのぞいてみようかしら。
それにしてもここいらの川の水の美しさは日本一でしょうな。南アルプスは花崗岩質ですから、きめ細かい、磨きに磨かれた水となり、白州でウィスキーになるのですね。
地下壕は通常公開されていないようで、おそらく韮崎市の主催等で見学会が開かれているときに参加しないと中を見ることはできないと思います。外側は見れるかもしれませんが。。。
返信削除本当に、水がらみのスポットはこの辺には多くあります。 白州のウイスキー、サントリーの天然水、日本酒の製造所、鉱物成分の濃い温泉など。 白州・南アルプスのお米も水がおいしいので良質のお米が取れると評判だそうです。
(E)