今日はタイトルの通り、初めて薬膳の講座に行ってきました。
講師は小山惠子先生で、そのレクチャーに沿ったお料理をフレンチの蜂須賀シェフが作って出してくださいます。
今日のテーマは
『肺や肌(皮膚)の乾燥から守る秋の薬膳』。
秋になり空気が乾燥してくると呼吸器系、肺が乾燥しやすくなり、口や鼻、のどが渇いたりカラ咳がでたり、肌もかさついてきます。 そういった状況の中、どんな食材を選びお料理したらよいか、のレクチャーです。
それとともにそもそも薬膳とはどういうコンセプトなのか。
食材の作用と、人間がそれをうまく利用して健康促進の礎になっていることの事例なども教えていただきました。 例えばおしるこは甘いもので、食べ過ぎると肝臓ダメージになってしまうけれど、よく添えられている塩昆布は肝臓ダメージを少なくする働きがあるために意味があるのだとか、お料理に添えられている薬味もそれぞれちゃんと役割があるのだという説明など。。。
とても奥深く簡単なようで簡単ではありませんが、家族の食生活のために知っておくのに素晴らしいことだとつくづく。。。
そして薬膳=中国X千年の歴史と実感したわけなのですが、今回はそれをフレンチに転換して出してくださる粋な計らいが何とも素晴らしく。。。!!!
アミューズは柿と人参。キャロットラペと干し柿、柿の人参ピューレ和えです。
右側の拡大。 上にあるのは人参の葉っぱを干したものです。1物全体(=Whole food) のコンセプト、葉っぱも入っています。
白のスープ。 この季節によい白系の野菜がたくさん。 大根、カブ、ユリ根、レンコン、山芋、サトイモ、梨のすりおろし、ネギ、生姜、白きくらげ、鶏胸肉と盛りだくさんのスープ。 それぞれの効能に意味がありました。 味もさすが蜂須賀シェフ!
メインはサバのスナッケ、春菊のジュ。
緑のソースは春菊の色で、浅利のダシが入っているのですが、さすがシェフ、目の前で美しくかけて下さいました。 サバの他には浅利、きのこ類、押し麦、揚げたワイルドライスが入っていました。
このほかにウェルカムドリンクとしてホットタマリンド。(写真を撮るのをわすれましたが) ビタミンに富んでいて肝臓や腎臓によく、整腸作用や高血圧予防など、効能が多くあるらしいです。
今日とても気になった美肌効果絶大の白きくらげ、思わず帰りに買って帰りました(^^;。 ちゃんと自分でも使えるかな?
今日習った食材の効果のリストをキッチンに貼って、お料理する時の食材選びの参考にしようかと思います!!
小山先生、蜂須賀さんご夫妻、
楽しくてためになる講座、ありがとうございました<m(__)m>。
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