8月も終わりっ！！！

Already the last day of August!!!

とうとう8月も最終日。　
数年ぶりに行った海外旅行も既に遠い昔のように感じられるのが既に寂しいです。　そして都会の残暑が夏の疲れた身にこたえはじめている感じ。　『えーいっ！』と写真のように夏の海を蹴っ飛ばしに戻りたい気分！

8月終わりと言えば、3年ごとのＪＰＰＡ（日本ポーセリンペインターズ協会）の展示会があります。　今日は友人と行ってきました。

JPPA(Japan Porcelain Painters Association) 6th exhibition in Tokyo

展示一覧表を見たら270名強の出展者がいらっしゃいました。
それぞれのアプローチが異なり、題材もさまざま。　今年はスイレン／蓮が多い気がする、と、話していましたが。。。　夏の展示会ということを見込んで夏らしい題材ということでしょうか。

普段同じ環境で絵付けをしていると思いつく題材や構造が知らず知らずのうちにだんだんパターン化されてきてしまいます。　こういう展示会に行くと、自分では思いつかないパターン満載なので色んな発見があります。　そして、素晴らしいと感動した作品を見つけると、それがとても励みになります。　
今回私が本当に素敵～！、と一番感動したのは繊細に菊などが描かれたポットと孔雀や景色を小物に繊細に描かれた方の作品。　その繊細さは自分の中の想像を遥かに超えるほどの繊細さで、どこも気を抜かず、色の使い方もそれぞれ抜群でした！　
老眼に悩みだしている私には厳しいハードルのあるような作品ですが、まだまだがんばらねば、と激励されてしまった感じです。

見た人に感動を与えるような作品を作らなくては！、とつくづく思った作品展でした。

暑いですが。。。！

東京はこんなに毎年暑かったかしらと話す毎日ですが、涼しくなる気配もなく。。。
八ヶ岳はというと夕方で18度ぐらいかなと話していたので、うらやましい限りです。

そんな猛暑の中、駅近でもない東京のアトリエに来てくださる生徒さんなので、申し訳ないのと有難いのと。。。！
みなさん夏休みのリハビリとか何とか言いながらも、すごい勢いでまたパワーアップしているご様子。　よい刺激と楽しい空気にいつも感謝しています。<m(__)m>

夏休みの影響で連続週のレッスンで、リハビリもかなり効果的になっています。　9月から12月まではずっと隔週ベースのおけいこなので、少しペースを考えながら計画的にレッスンができると思います。　秋はそれぞれお子さんや学校やご家族のスケジュールがあるのでお忙しいと思いますが、どうぞ宜しくお願いいたします！

painted tulip bouquet on Becchio White

 写真はレッスンしながらサンプル用にホワイトベッキオのカップ＆ソーサーに定番のパターンを描いたものです。　マリアテレジアやホビーコレクションが手に入らない場合の白磁のチョイスとして描きました。　デコボコは確かに描くときに気になりますが、デコボコを乗り越えるときに少し遅いペースで筆を動かすと何とかなります。　あとはアルファベットオイル少量でかなり慎重に調整。
つるんとした白磁よりハードルが高くなるものの、描いた後に出っぱったモチーフにかかる光沢がやはり素敵です。
ちなみに、ベッキオホワイトのカップの白磁を購入するときはくれぐれも現物をご覧になったほうがよいです。　通販で購入して出っ張りに欠けがあり失敗をしでかしたことのある私でした。(^_^;)

絵付けモードに復帰

しばらくご無沙汰してしまいました。(^_^;)
ご想像のとおり、帰国してからスケジュールのしわ寄せで毎日大変です。

絵付けのリハビリ自習会もやりました。

painted plates among friends

modern bouquet design tried with limited colors

ブーケは革新デザインをモノトーン系にしたものを描いてみました。

 



squid plate for appetizers!

 

chopstick rest with squid again!

 

”イカ”はおつまみを食べるときのお皿とお箸置きにという感じかしら？！



 

夏休みでずいぶん筆を持っていなかったのですが、何とかリハビリ終了。(^.^)

そして自宅でのレッスンも始まりました。　日数が増えたので今週は３日レッスンです。
生徒さんも夏休みからのリハビリスタートでしたが、とっても素敵に描かれましたのでご本人の了解を得てアップしました！

painted by a student in the lesson - vividly and lively!!

とにかく、勢いと筆使いがメキメキ上達されて、昨日初めて習ったチューリップを今日はブーケにするまでになりました。　このくらい色がのっていると焼成してもつやよく仕上がります。（写真は焼成前）　今ぐんぐんうまくなられているので、これからがとても楽しみです！



パリの最後の日＋空港の注意！

パリ最後の日。
やっぱり、買い物と食事がメインになってしまいました。(^_^;)
日曜日だったので日曜オープンのところをまず探さねば、と、あって、初めて再開発区のベルシーヴィラージュに行ってきました。
ちなみに夏のパリは要注意。　長いコンジェ（お休み）をとるところが多いので、せっかく目指していたレストランがお休みになっていたりします。　あちらこちらにいつからいつまで休み、と張り紙だらけ。　ベルシーヴィラージュは日曜でも大体開いていました。　思っていたより規模は小さ目でしたが、石造りのかわいい商店街とレストランがあり、平和な最終日になりました。

Bercy Village in Paris

夜はChartier（シャルティエ）という、老舗の大衆食堂のようなレストランに行きました。　主人が亡きお父さんと３０年以上前に２回ほど行ったことがあるというところ。　今も昔もあまり変わっていないようです。　　お値段も良心的ですので、パリに行くことがあったら是非行ってみてください！

good old "Chartier" in Paris

reasonable pricing...!

always same atmosphere !

写真の中のレストランの様子は７時前ぐらい。（２階席より撮影）　まだ空席がありますが、出るころ（８時半）は外に長蛇の列でビックリでした！！　

お勘定はテーブルに直書きです。　そこも変わっていなかったようで。。。

they write on the table... same again...!

ところで、パリを出るときには空港の混雑に仰天。。。！！！
最近は事前にチェックインも座席指定もできるので、i-pod touchを使いながら全部済ませていたので楽々、と思いきや。。。(^_^;)　２時間以上前に着いても最終的には最終搭乗案内にギリギリ間に合うほどの状況。　Duty freeどころではありません。　あれだけすごい数のお客さんがいるのに中の免税店は閑古鳥。　
とにかく一つ一つの列がすごいのです。　チェックイン済なのにラゲージ預けに並ぶこと４５分くらい、ＶＡＴリファンドに並ぶのが１５分（現金返還を要求していたらさらに３０分）、パスポートコントロールに並ぶのが４５分くらい。。。　おまけにシャルルドゴール空港はとにかくターミナルの中で移動が大変なので、まるで借り物競争です。　例えばＭ４８の搭乗口というと、Ｍまで行くシャトルに乗り、それからまた４８番探し。　（そしてずっと遠い。。。）　最後は走りました。。。(^_^;)
オリンピックの影響もあったのかもしれませんが、昨今の航空会社の人員減らしに機械を導入しても待ち列は増えるばかり。。。　これからご旅行の方々は、事前チェックインに安心せずに早めにお出かけください。。。！

フランスのバカンス用ファミリーホテル

パリ滞在は週貸しアパートでしたが、ノルマンディーでは週単位のファミリーホテル？に泊まっていました。フランス語がわからないとちょっと辛いですが、ある程度わかる人や勉強中の方にはとてもオススメなのでご紹介します。

フランスではよくあるパターンなのでいろんなチェーンがありますが、私達の利用したのはCAP FRANCEのチェーン。フランスあちこちにあるリストから選んで土曜日イン、土曜日アウトで週単位で予約します。料金は場所によって違いますが一週間一人400ユーロ(4万円弱)くらいから、全食付き、アクティビティ付き、子供クラブ付き。お掃除やタオルの有無は施設によって違います。毎日いろんなプログラムがあるので参加は好きに選べます。子供たちはクラブ・アンファン(子供クラブ)でかなりフランス語も上達しました。

here was the week schedule for adult - lots of options!



a day tour for adult, held by hotel (to a Cidre manufacturer)

This one was for Junior program (age 10-13) - more for other ages

"escalade"

食事は合席になる施設もあるので大人もフランス語、結構鍛えられます。(^_^;) お食事は必ず前菜、メイン、チーズ、デザートまで。さすがフランスです。


menu of a day in one of the CAP FRANCE





the most gorgeous day!

そして、よく催されるのがcarrefour des regions(地方物産紹介)。ウチは成田で買った日本酒やおかきなどをもって行きました。


carrefour des regions

こんな風にホリデー、文化、外国語をいっぺんに満喫するのも楽しいです。(そしてなかなかエコノミカルなホリデーなのでした！)

ノルマンディーの今と昔

ノルマンディーに滞在しています。
スケールの大きい遠浅なビーチが続いていて、フランス国内からバカンスを楽しみに来る人がたくさん。 変わりやすい天気ではありますが、夏のちょうど良い気候です。

そんな平和なノルマンディーですが、苦悩の歴史があったところでもあります。
観光するとあちこちで出てくるD-Dayの文字。1944年6月6日の連合軍によるノルマンディー上陸作戦です。 それにまつわる記念館や博物館、兵士のお墓、当時のまま残してある建物など、戦争時の痕跡を垣間見るようなところが沢山あります。

ビーチに行くと現代のあまりの平和な光景に想像も出来なそうですが、上陸グライダーのボロボロな姿や、破壊されたまま遺された当時のドイツ軍濠などが野花の下に眠る様を見たりすると、悲しくこみ上げてくる気持ちでいっぱいになります。

写真はPegasus Memorial (『史上最大の作戦』の映画でも出てくる有名な橋の近くの博物館）、La Batterie de Merville(上陸時のまま要塞などを残してある展示）、Le Pointe du Hoc（アメリカ軍が崖をよじ登ったことで有名なところ）、Omaha Beach（ノルマンディー上陸作戦で一番有名なビーチ）

Pegasus Memorial

La Batterie de Merville

Le Pointe du Hoc

Omaha Beach

マルメゾン+Couponゲット⁈

今日はナポレオンの奥方ジョセフィーヌの居宅だったマルメゾン城に行って来ました。
絵付けをする人なら一度は必ず描いてみたくなる、ルドゥーテの作品もありました。ジョセフィーヌは彼に庭のバラを描かせたと言われていますが、作品数が沢山あるわけではなく、ジョセフィーヌの生活の模様が分かるようなところです。ナポレオンの奥さんだからさぞかし壮大で豪華絢爛かと思いきや、意外と地味な印象のところもありました。
そして、お庭が温かい感じで素敵でした。

帰りにモンマルトル近くにある、生地屋さんだらけのエリアに寄りました。
大売り出し、Coupon価格, XXユーロ、と、山積みの布が沢山。へ～、クーポン持っている人はいいなあ、と思ってお店のお兄さんとやりとりしていくうちに発見⁉ ここで言うクーポンとは単に端切れの生地のことだったのです。クーポンは元々カットする、という語源なので納得。 それからは楽しく激安端切れを物色していました。テーブルコーディネートのサンプルとして使えそうな物もありました。 モンマルトル南東側です。 オカダヤ(ユザワヤ⁇)のパリ版でしょうか⁈ いつかチャンスがあったら覗いてみてください。
(写真上3枚はマルメゾン、4枚目はモンマルトルの生地屋さんです。)



"Chateau de Malmaison"

 

Old draper's store in Montmartre

スケールの大きいハイテク好きな国

パリやフランスというと凱旋門やベルサイユ宮殿など、歴史に名高いものをすぐに想像しますが、実は日本以上にハイテク好きな国という気がします。
お決まりの観光スポットは今夏の観光シーズンで大変な人だかりなので、少し違った思考で観光しています。

La Villette in Paris




La Géode　- bigger than you would imagine!

program in Géode, including 3D

今日行ってみたのはラ・ヴィレットという未来思考(？)の複合施設で巨大な球形シアターがあるところです。外見もビックリですが、映像の迫力に圧倒されました。日本なら迫力あり過ぎて作れないかも。(^_^;)

他にも昨日はラ・デファンス(凱旋門の現代版⁈)を初めて真近で見ましたが、スケールの大きさにこちらもア然。(^_^;) 地震がほとんどないこの国がうらやましくも思ってしまいました。
(最後のアーチ下からの写真真ん中には小さく有名なほうの凱旋門が有りますが見えるかしら？)



La défence

Can you see "Arc de triomphe" very tiny and far in the middle?